平成25年度 問23 無機化学及びセラミックス

フォトルミネッセンスに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

ルミネッセンスは、物質が吸収したエネルギーの一部が光として放出される現象である。
ルミネッセンスを生じるためのエネルギーは、電子線や波長の短い光などである。
ルミネッセンス強度はある温度以上に加熱すると減少する。
発光がエネルギー照射の中止後にも長時間持続するものを蛍光という。
付活剤を加えすぎるとルミネッセンス強度は減少する。
正答
④ 発光がエネルギー照射の中止後にも長時間持続するものを蛍光という。

正答は4番です。

長時間持続する発光は燐光と呼ばれ、蛍光は励起源を取り除くとすぐに発光が止まる現象です。

1番にある通りルミネッセンスは物質が吸収したエネルギーを活用します。一般に蛍光物質は、温度の上昇とともに溶媒の運動、衝突によって熱的に失活するため蛍光強度が減少します(3番)。

蛍光物質濃度が高かったり不純物が含まれていたりするとルミネッセンス強度は落ちます。過剰な付活剤は消光剤として作用し、ルミネッセンス強度を減少させる可能性があります(5番)。

技術士(化学部門)一次試験の要点まとめ

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