令和2年度 問11 有機化学及び燃料

石油製品の自動車ガソリンに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

自動車ガソリンは、自動車用圧縮着火式内燃機関に用いる燃料で、そのほか農業用、林業用等の同様な内燃機関にも広く使用される。
自動車ガソリンは、オクタン価の違いによって、プレミアムガソリン(オクタン価96以上)とレギュラーガソリン(オクタン価89以上)に分類されている。
炭化水素化合物の構造とオクタン価の関係で、芳香族炭化水素はオクタン価が最も高く、ほとんどの場合100以上のオクタン価を示す。
自動車ガソリン中のベンゼンは、環境の面から1体積%以下に規制されている。
自動車ガソリン中の硫黄分JIS規格は、10質量ppm以下まで段階的に低減された。10質量ppm以下は、「サルファーフリー」と呼ばれている。
正答
① 自動車ガソリンは、自動車用圧縮着火式内燃機関に用いる燃料で、そのほか農業用、林業用等の同様な内燃機関にも広く使用される。

正答は1番です。

自動車ガソリンは、圧縮着火式内燃機関(ディーゼルエンジン)ではなく、火花点火式内燃機関(ガソリンエンジン)に用いられる燃料です。

ガソリンエンジンは、燃料と空気の混合気をスパークプラグで点火して燃焼させる仕組みを持っています。一方、ディーゼルエンジンは、圧縮された空気に燃料を噴射し、高温・高圧による自己着火で燃焼させる仕組みを持っています。

技術士(化学部門)一次試験の要点まとめ

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