令和6年度 問26 無機化学及びセラミックス

セラミックスの機械的性質に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

弾性率:弾性体における歪みに対する応力の比。
曲げ強さ:曲げモーメントが付加された試験片において、最大引張り応力の作用点周辺を起点として引張り破壊が巨視的に起きたときの最大引張り応力。
モース硬さ:正4角錐(対面角136°)のダイヤモンド圧子を試料に押しこんだとき、荷重とくぼみの表面積の比から定義される硬さ。
破壊靭性:材料の不安定亀裂進展開始を規定する応力拡大係数の値。
ワイブル分布:最弱リンク説に基づく破壊確率分布の一種。ワイブル分布を規定する種々のパラメーターのうち、特に、形状母数mはワイブル係数とも呼ばれ、測定値のばらつきの程度を表す。
正答
③ モース硬さ:正4角錐(対面角136°)のダイヤモンド圧子を試料に押しこんだとき、荷重とくぼみの表面積の比から定義される硬さ。

正答は3番です。

モース硬さは、実際には鉱物の相対的な硬さを表す尺度であり、10段階の基準鉱物を用いて定義されます。

記述されている硬さ測定方法は、ビッカース硬さ試験に関するものです。ビッカース硬さ試験では、正四角錐のダイヤモンド圧子(対面角136°)を用いて、荷重とくぼみの表面積の比から硬さを定義します。

技術士(化学部門)一次試験の要点まとめ

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