平成24年度 問27 化学プロセス
3 成分(A、B、C)の液液平衡関係を表すのに、下図のような二等辺直角三角図を用いた。図中、頂点 A、B、C は各純成分を表し、辺 AB、BC 上の目盛は質量分率である。次の記述のうち誤っているものはどれか。

①
点Fで表される液は、成分AとBの2成分から成っている。
②
点Fで表される液に成分Cを加えていったときの液の組成は、常に線分CF上にある。
③
組成が線分CF上にあるとき、成分AとBの質量比は常に等しい。
④
点Mで示される液を静置したとき、点Eと点Rで表される2液層に分かれたとすると、(Eの質量):(Rの質量)=1:2となる。
⑤
点Mで表される液において、成分Cの質量分率は0.3である。
正答
④ 点Mで示される液を静置したとき、点Eと点Rで表される2液層に分かれたとすると、(Eの質量):(Rの質量)=1:2となる。
三角図において縦軸の目盛は成分 A の質量分率、横軸の目盛は成分 C の質量分率を表します。残りの成分 B については、全体の質量分率 1 から各成分の値を引くことで得られます。
4 番の R が希釈剤側、E が抽剤側です。質量比 \(E:R\) は、てこの原理より \(\mathrm{RM}:\mathrm{ME}\) で表せます。\(E:R = \mathrm{RM}:\mathrm{ME} = 0.2:0.1 = 2:1\) となります。