平成27年度 問34 化学プロセス

 反応速度定数kと絶対温度Tとの関係は、Arrheniusの式k=Aexp(-E/RT)で表される。
 50℃における1次反応の反応速度定数k50は0.0425 min-1、活性化エネルギーが80.1 kJ・mol-1であった。100℃における1次反応の反応速度定数k100は50℃のそれに比べおよそ何倍となるか。
 ただし、Eは活性化エネルギー、R=8.314 J・K-1・mol-1、e=2.72とする。

2倍
5倍
32倍
55倍
99倍
正答
④ 55倍

正答は4番です。

温度以外の実験条件は固定であるとして、活性化エネルギーEと頻度因子Aは固定値になります。この条件を使い反応速度定数の比をとり計算します。

k100 / k50=Aexp(-E/RT100) / Aexp(-E/RT50)
k100 / k50=exp(-E/RT100) / exp(-E/RT50)
k100 / k50=exp[(-E/RT100) – (-E/RT50)]
k100 / k50=exp[-E/R(1/T100 – 1/T50)]
k100 / k50=exp[-80.1×103 / 8.314 x (1/373 – 1/323)]
k100 / k50=exp[-9634 × (0.00268 – 0.00310)]
k100 / k50=exp(4)
k100 / k50=54.7

最も近い値は55倍です。

技術士(化学部門)一次試験の要点まとめ

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