平成29年度 問29 化学プロセス

 一般に高分子の数平均分子量Mnは、次のように定義される。

 ここで、MNは重合度Nの高分子(N量体)の分子量、nNは系に含まれるN量体の物質量[mol]、wNは分子量MNを持つ分子の質量である。分子量1万、5万、10万の高分子をそれぞれ、10g、40g、50g混合したとき、この混合物の数平均分子量は、次のうちどの範囲にあるか。

10,000~20,000
20,001~35,000
35,001~50,000
50,001~65,000
65,001~80,000
正答
③ 35,001~50,000

正答は3番です。

分子量1万、5万、10万の高分子をそれぞれ、10g、40g、50g混合したとき、それぞれの分子量は10/10,000 mol、40/50,000 mol、50/100,000 molです。

よって数平均分子量は(10,000×10/10,000+50,000×40/50,000+100,000×50/100,000) / (10/10,000+40/50,000+50/100,000)=(10+40+50) / {(10+8+5)/10000}=43,478です。よって35,001~50,000の範囲にあります。

技術士(化学部門)一次試験の要点まとめ

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