令和元年度(再試験) 問13 有機化学及び燃料

石炭に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

無煙炭は、青色の短炎を伴って燃焼する。
石炭の燃料比は、石炭化が進むにつれて減少する。
固定炭素の揮発分に対する比率を燃料比という。
褐炭の燃料比は無煙炭のそれより小さい。
無煙炭の燃料比は歴青後のそれより大きい。
正答
② 石炭の燃料比は、石炭化が進むにつれて減少する。

正答は2番です。

工業分析で得られる固定炭素の揮発分に対する比率を燃料比と呼びます。石炭化度が進むにつれて、固定炭素の割合が増加し、揮発分の割合が減少するため燃料比は増加します。

石炭は、炭素の濃集度合(石炭化度)と用途により分類されています。石炭化度が高い、つまり高品質な順に無煙炭、瀝青炭、亜瀝青炎、褐炭と分類されます。

粘結性とは、石炭が加熱されたときに軟化・溶融し、再び固化して強固なコークスを形成する性質のことを指します。この特性により、高炉内で鉄鉱石を還元するために必要な強度と反応性を持つコークスが生産されます。原料炭の中では瀝青炭が一番粘結性が高い石炭です。

技術士(化学部門)一次試験の要点まとめ

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