令和2年度 問25 無機化学及びセラミックス

レーザーに関する次のA~Eの記述のうち、不適切なものの組合せはどれか。

(A)
レーザー光は、波長と位相が等しく、干渉する波の振幅が最小となる性質を持つ。
(B)
白色光は、異なる波長の光が混在しているのでインコヒーレントである。
(C)
自然放出とは、励起された原子が電磁場など外からの作用と無関係に光(電磁波)を放出して基底状態に戻ることである。
(D)
励起状態にある原子やイオンの数が、基底状態にある数より多い分布を反転分布という。
(E)
励起状態の系が入射光で刺激され、基底状態に戻る際に放出される光の波長は、入射光のエネルギーにより変化する。
A、B
A、E
B、C
C、D
D、E
正答
② A、E

レーザーとは光を増幅させて放射する仕組みのことを指します。自然光と異なり単色光であることが特徴です。波長と位相が等しく、干渉する波の振幅が最大となる性質を持ちます(A)。

励起状態の系が入射光で刺激され、基底状態に戻る際に放出される光の波長は、入射光と同じ波長、位相の光が放出されます(E)。

Bに記載のコヒーレントとは、波動が互いに干渉しあう性質を持つことを表します。つまりインコヒーレントは、コヒーレントの性質を持たないことを意味します。

技術士(化学部門)一次試験の要点まとめ

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