令和7年度 問17 高分子化学

プラスチックや繊維と比較して、ゴムが持っている特性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
凝集エネルギーが大きい。
エントロピーが小さい。
弾性率が大きい。
ポアソン比が0.5弱程度。
ガラス転移点が高い。
正答
④ ポアソン比が0.5弱程度。

ゴムは大きく変形してもほとんど体積が変わらない、ほぼ非圧縮性の材料で、ポアソン比は 0.5 弱(およそ 0.49〜0.5)です。正しい記述です。

  • ① 誤り。ゴムは分子間力が弱く、凝集エネルギー(密度)は小さい材料です。
  • ② 誤り。ゴム弾性はエントロピー弾性で、伸長すると分子鎖が配向してエントロピーが減少します。自然状態は無秩序でエントロピーが大きい状態です。「エントロピーが小さい」は特性として不適切です。
  • ③ 誤り。ゴムの弾性率はプラスチックや繊維に比べて小さいです。
  • ⑤ 誤り。ゴムのガラス転移点は使用温度より低い(室温以下)のが特徴です。

技術士(化学部門)一次試験の要点まとめ

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