令和7年度 問14 有機化学及び燃料
石炭に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
①
石炭は、目的に応じて特性値や用途などによって分類されているが、分類方式は国によっても種々異なり、一様ではない。
②
工業分析において、炭素分、水分、揮発分、灰分の百分率の合計を固定炭素という。
③
石炭の工業分析のうち、揮発分(%)を固定炭素(%)で割った値を燃料比という。
④
褐炭の石炭化度は、無煙炭の石炭化度より高い。
⑤
無煙炭の石炭化度は、れき青炭の石炭化度より低い。
正答
① 石炭は、目的に応じて特性値や用途などによって分類されているが、分類方式は国によっても種々異なり、一様ではない。
石炭は、特性値や用途によって分類されますが、その分類方式は国によって異なり、一様ではありません。これを述べた1番が正しい記述です。
2番について、固定炭素は工業分析で100%から水分・灰分・揮発分を差し引いて求めます。これらの合計を固定炭素というのは誤りです。
3番について、燃料比は「固定炭素÷揮発分」で定義されます。記述は分子と分母が逆です。
4番について、褐炭の石炭化度は無煙炭より低く、褐炭<れき青炭<無煙炭の順です。
5番について、無煙炭の石炭化度はれき青炭より高いです。